スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

死の旅立ちまでの様子



身体が衰弱してから息を引き取るまで、どんなプロセスを辿ってゆくのか?

私も前から知りたいと思っていたところ、たまたま見かけた、今年6月に出版されたばかりの、在宅ホスピスの名医による著書の中で触れられていました。

おそらく、みなさんの中にも、関心がおありのかたがいらっしゃるかと思います。
そこでここに記録させてもらうことにしました。


こちらの本から画像にてお借りしました。

  なんとめでたいご臨終




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ちなみに、この資料でいえば2日前辺りから、霊体と肉体との分離が始まるのかな?と思いました。
人の成り立ち ー 肉体と霊体 - スピリチュアリズムのBlog
他界後と悔い改めのこと - スピリチュアリズムのBlog



それから、患者さんの旅立ちが近くなると、ご家族に渡されるパンフレットだそうです。

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ところで、本を読み終わった感想としては、在宅ホスピス(緩和ケア)という選択肢は、患者さんご本人や(一人暮らしでも)、ご家族にとっても決してハードルが高いものではない、ということがわかりました。
また、最期まで人間らしく自分らしい人生を全うできやすい、という印象をもちました。
ただ、ここに書かれているいくつかの実例は、小笠原先生と介護などのサポートチームだからこそ、起きえたことなのかもという気もしなくなく。
それでもこうした施設やサポート組織は増えつつあるそうなので、期待したいところです。


それから、費用の面でも、在宅で緩和ケアを利用できればこんなに安価でできるんだ?と、意外で驚きました。
(79歳 肺がんの男性。 余命数週間 一人暮らしのケース)

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また、がんの場合、強い痛みが伴うと聞いたことがありまして、それはどうなんだろう?と思っていたら、いろんな方法があって心配はなさそうです。
例えば、こうした方法もあるそうです (ご本からお借りしました)

さて、家にいられる喜びでいっぱいの伊東さんでしたが、以前から「痛みが取れなかったら入院する」と言っていました。 そこで「痛み」と「痛みへの不安」をなくすために、PCAという「魔法のお弁当箱」を使うことにしました。

PCAは、24時間投薬し続けることができるお弁当箱サイズの医療機器です。
痛みがある時にPCAについているボタンを押すと、モルヒネが1回分投与され、痛みが取れます。
ちなみに1回分で約4時間、効果が持続します。

このPCAの素晴らしいところは、痛みが出たら、何回でも本人の意思でボタンを押せることです。「1日に何回まで」と決められていると、「今使ったら次に痛みが出た時に使えなくなるかもしれない」と我慢してしまい、痛みが取れず、悪循環になります。
でもPCAなら、我慢する必要がなく、安心感が得られると同時に、痛みを感じにくくさせる好循環を生み出すのです。
しかもこのPCAは、ボタンを1度押すと、その後15分間はどれだけ押しても投薬されないように設定できます。仮に必要以上に押してしまった場合でも、眠気が出たり、数時間眠るだけのことで、死ぬわけではありません。

「ありがとう。PCAは命綱。これさえあれば私は最期まで家で過ごせる」
伊東さん(※)はいつもそう言っていました。


(※腸の病気を患ってらした70代の女性患者さん)


文字も大きく、お年寄りにも読みやすいように作られていました。
また、デリケートな事柄なのでシリアスで重く表現されがちですが、この本は具体的な例や説明が豊富でしたので、怖さや不安が和らぎました。
(最後まで大好きなお酒を楽しんで亡くなったかた、付き添われて趣味の海釣りを楽しめたかた、等々)

私ももし病気で余命わずかになった時、こうした心温まるケアを受けながら死ねたら、それはもう大満足で幸せだろうなぁと思います。


ということで,在宅の緩和ケアと看取りに興味がおありのかたには、おすすめの良書です。