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スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

自殺した霊の告白 ケース3

■ 自殺をするとどうなるのか?


『自殺した霊たちの告白』トップページはこちら → 

(ケース3 ― 婚約者の不実への激しい怒りから自殺した男性の通信)


(彼の自死までのいきさつをかいつまんで説明します。
ルイという靴職人が、ヴィクトリーヌという名の縫い子に言い寄り、二人はもうすぐ結婚をすることになっていた。
ある晩、ルイは彼女の家で一緒に夕食を食べていたが、そのうち激しい口論になる。
けれどもどちらも一歩も譲らず、ルイは怒って自分の家に帰ってしまう。
翌日ルイは彼女のところに謝りにきたのだが、彼女は頑として許そうとしない。
仕方なく数日おいて再び彼女の元を訪れたのだが、彼女はドアも開けず、彼の懇願にも応じることはしなかった。
そしてルイは、「これで永久にお別れだ!」と叫んで、様子が静かになる。
15分後、ドア向こうで同じアパートの隣人の叫び声を聞きつけ、ヴィクトリーヌがドアを開けてみると、そこには心臓にナイフを突き刺し絶命していたルイがいた)



1858年8月 パリ・スピリティズム(霊実在主義。 英語ではスピリチュアリズム)協会にて。

最初に聖ルイ(カルデックの背後霊団のリーダー)の霊への質問。



― ヴィクトリーヌは図らずも恋人を死なせてしまったのですが、彼女に責任はあるのでしょうか?

「あります。 彼女はルイを愛していなかったからです。彼女は付き合い始めてからずっと、ルイと別れられる機会をうかがっていたのです」


― ということは、彼女はルイのことを愛してもいないのに、関係をつづけたということですか? それではルイをもてあそんだことになり、ルイはそのために死んだというわけですか?

「その通りです」


― 彼女の責任は、彼女の犯した過ちの度合いに比例して大きくなると思います。 意図的にルイを死なせた場合と比べればまだ責任は小さくて済むのでは?

「その通りです」


― 彼女のかたくなさにルイは錯乱して自殺したわけですが、となるとルイの罪はそれほど重くはないと思えるのですが?

「そうですね、愛ゆえの自殺ですから。 卑怯な動機から人生を放棄して自殺したケースに比べれば、それほど罪深いものとはされないでしょう」


次にルイを招霊して尋ねてみた。


― ご自分のされたことをどう思いますか?

「ヴィクトリーヌは不実な女です。 そんな彼女のために自殺するなんて、完全に間違いでした。 彼女はそれに値しない女です」


― つまり彼女はあなたのことを愛していなかったと?

「はい、そうです。 最初は愛していると思い込んでいたようです。 けれどそれは錯覚だったということと、私との最後のケンカの際に気づいたのです。 そこでそれを口実にして私と別れようとしたようです」


― ではあなたはどうなのですか? 本当に彼女を愛していたのですが?

「むしろ、彼女を欲していたというのが正しいかもしれません。 もし本当に愛していたなら、彼女に苦痛を与えようとは思わなかったはずですから」


― あなたが本気で死ぬつもりでいたと彼女が知っていたとしても、彼女は拒み続けていたでしょうか?

「わかりません。 しかしそうは思いたくありません。 というのも彼女は根はやさしい女性だからです。 もししかたなく私を受け入れていたら、彼女はもっと不幸になっていたでしょう。 あんなふうになったことは彼女にとってはむしろ良いことだったのです」


― 彼女の部屋のドアの前に行ったとき、もしまた拒まれたら本気で死ぬつもりでいたのですか?

「いいえ、思ってはいませんでした。彼女が予想していた以上にかたくなだったので、私の感情が激しく高ぶってしまったのです」


― あなたが自殺を後悔しているのは、彼女がそれに値しない女性だったという理由だけですか? それ以外に何かありますか?

「現時点ではありません。 まだ混乱しているのです。 いまだに彼女の部屋のドアの前にいるような気がします。 ほかのことはちゃんと考えられません」


― そのうちわかるようになるでしょうか?

「たぶん、混乱が収まれば。 私がしたことは誤りでした。 彼女はそっとしておいてあげる必要があると思います。 私が弱かったのです。 それを思うとつらいです。。。
男は情熱にとらわれて盲目になると、馬鹿なことをしでかすものです。 あとになってみなければ、どれほど愚かなことをしてしまったのかに気づけないのです」


― あなたはつらいとおっしゃいましたが、それはどんな感じですか?

「自ら命を縮めたことは間違いでした。あんなことはすべきじゃない。
まだまだ寿命が来ていたわけではなかったのですから、すべてに耐えなければならなかったのです。
今は不幸を感じています。 苦しいのです。
いまだに彼女のせいで苦しんでいるような気がします。 いまだに、自分に冷たい仕打ちをした女の部屋のドアの前にいるような気がするのです。
もうこの話はやめましょう。 このことは考えたくありません。 苦しくてもうこれ以上は何も考えられません。 さようなら」


この例ではまず悪いのは娘のほうである。
愛してもいない男が自分を愛している様子を見ながら、彼の愛をもてあそんだ。
したがってこの責任の多くは、彼女のほうにある。
彼に関していえば、彼は自分が作り出した苦しみによって罰せられた。
しかしその苦しみはそれほどひどくはないだろう。
というのも、彼は一時的な興奮によって軽々しく命を絶ってしまっただけで、時間をかけて悩んでから、人生の試練から逃れたいがために自殺したのではないからだ。


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