スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

スウェーデンボルグの霊界日記より(2)ー天変地異編



前回のつづき です。

スウェーデンボルグについてはこちら ⇒ エマニュエル・スウェーデンボルグ ウィキペディア

お借りしている本です。
エマニュエル・スウェデンボルグの霊界〈2〉人間は、霊界に支配されている

そこから、内容を抜粋し、所々私の知識も混ぜて書かせていただきます。
ちなみに、こういう情報や本も皆無だった18世紀(フランス革命辺り)に書かれたものです。
ですから、今のようにみんなに通じるスピリチュアル用語や情報なども何もなく、彼独自の視点や言葉で書かれていますので、違和感を覚えられる部分もあるかもしれません。



霊界では時々、(まるで見学に行くように上級霊や守護霊に付き添われ)、上位の"天国"に行ったり、他のコミュニティに出かけてみたりしている。
(これは、本人のやる気や向上心を刺激し、高める目的で行われるようです)

しかしその後で、最終的な審判が行われ(裁く=どうするか決めるのは神とか他者ではなく自分自身です!)、それぞれの霊格レベルにあった、霊界に行くことが決定する。

「過渡期は同時に混乱期でもある。
 そしてこの混乱期を整理するのが最終的な審判で、それはいわば、"大掃除"のような様相を呈するものである。
"大掃除"という言い方はヘンだが、これは我々にもっとわかりやすく、それぞれの霊の、霊界での生き方
を教えてくれるものである。

私が見た一例は、こんな具合だった。

ある霊に導かれ、霊界の大きな山岳地帯へと向かった。
そこには大きな市街がいくつもあり、たくさんの霊たちが住んでいた。

そして私を驚かせたのは、その規模や数の大きさと、善霊も悪霊も、また魂レベルの違う霊も、さまざまな霊たちが雑然と住みついているように思えたことだ。
もっとも、彼らはそれぞれの「霊の種類」によって、山岳のあちこちに、グル―プごとに固まって住んでいた(霊格が高い霊は上の位置に、そうでなければ低くなります。 人間界の気圧の概念は霊界にもあるのだそうです)。

通常霊界では、あらゆる秩序がきちんとしてわけられているのに、ここでは邪霊など低級霊も混在していて、私にはそれが不思議に思えた。
だがそのなぞはすぐに解けた。
悪霊たちは悪知恵を働かせて、善霊を装い、ここに紛れ込んでいたのだ。

この山岳地帯はこのようであった。(図)

f:id:kabbalah-suuhi358:20150922212852p:plain

図のaは断崖になっていて、bとcの間に、一番高い市街があった。
bdは傾斜していて、そこに別の街があった。
そしてde、ikの間にもまた別の町があり。。。と言う風に、町が幾重にも重なって、層のようになっていた。
また、tからfにかけては坂道になっていて、上の層(町)から下の町へと通じていた。

街には、現世にあるものなら何でもあるようだった。
寺院や教会もあった。
ということで、山岳地帯も街並みも、見た目は現世そのままだったが、一つだけ違っていたのは、住んでいる霊の多さ。
場所の広さにそぐわない数の、大量の霊たちがうろうろしていた。
(霊界は、3次元的な成り立ちをしてるのではないので。 現世でも、目に見えないだけでそこかしこに霊が歩き回ってたりします。肉体がないので、お互いの身体が重なってても気づかないんです)

ここには頻繁に、ある"特殊任務"を請け負った霊たちがやってくる。
いわば、戸籍調査員のようだ。
彼らの仕事は、住人である霊たちの本質がどんなものかを調べることだ。
見た目は良い悪霊も、彼らには正体を見抜かれてしまう。

そしてある日突然、"大掃除"が始まる。

山々の上空に白い雲が現れ、次に、強烈な「霊界の太陽」の光が放たれた。
すると次の瞬間、山々が、大地震のように激しく揺れた。
そしてあっという間にその山々が消えてしまったのだ。
街の中には完全に崩壊させられたものも、地中に埋まったものも、また遠く離れた場所に移転させられた街もあった。
いずれにしても、山が姿を消したのは、地中や沼の中に沈められたからだった。

そして、街ごと遠くに移動させられた霊たちの様子は、忘れられない。
彼らはみな一様に、あまりの衝撃のあまり、ぽかんとした顔をしていたからだ。

その理由は私にもよくわかる。
自分が信じていた自分の本当の姿が、実はにせものであって、そして本当はどんな性質の霊なのかを見せつけられたために、ショックを受けたのだ。

この"大掃除"は、つまり最後の審判である。
山々や街並みの崩壊は、より最良な秩序を作り直し、新たな「天地」を作るためのものだったのだ。

ちなみに、善霊たちはこの "大掃除" に先立ち、他の場所に移されている。
そしてそこには新しい山が創られていて、そこで彼らの霊格レベルにふさわしい生活を送り始める。
善霊たちが住む町は、明るく美しく、良い香りが漂っていた。
また善霊たちしかいないので、平和で快適な環境だった。
けれども霊格が低い霊たちが閉じ込められた下層界は、薄暗く、悪臭が漂い、邪霊がうようよしていた。


この出来事によって一種の処罰を受けた霊たちは、現世では宗教界の(オカルトやスピリチュアルの)リーダーだったり、強欲で蓄財ばかりに熱心だった者もいた。
彼らは霊格が低級な霊たちと共に生活を送るべく、より下層界へと移動させ、そこに閉じ込められた(正確には自分の霊格に合った環境に自然と引き寄せられていく。だれにとっても居心地の良い上級界にはいたくてもいられない。 それは例えば、庶民がいきなり上流貴族社会でするようなもの、だそうです。 なのでいたたまれずに下層界へと移動してしまう)

街が崩壊する時、中でも金の亡者たちの慌てぶりには笑わせられた。
彼らは手に持てるだけのダイヤモンドや金銀を抱え込んではオロオロと慌てふためきながら逃げようとしていた。
けれども彼らが手にしていたのは、実際には、ただのゴミくずだったのだ。

欲望に目が曇ってしまっていたせいで、ありのままの真実が見れなくなっていたのだろう。