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スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

迷える霊との対話 - ”生まれ変わり” はある



今日はちょっとがっかりだったことが。

昨日のお客さまにもお勧めしてたこの本、さっき調べてみたら、いつのまにか絶版になってしまっていました(哀)
迷える霊との対話

この本は、精神科医である著者のウィックランド博士がある日、奥さまに憑依タイプの霊媒能力があることを告げられ、それから30年にも渡り、ご夫婦で原因不明の精神病患者の方々に憑依していた霊と対話をして治療を試みられてきた際の記録をまとめたものです。

ほとんどが会話形式で書かれているため、リアルで生々しい会話とわかりやすさから、私がスピリチュアリズム(霊実在主義、心霊学)に馴染みのないかたには必ずと言っていいほどお勧めしてきたうちの一冊でした。

初版は1924年です。
けれど、「真理」は永遠普遍の事実であります。
なので、どれほど長い時間が経っていても、その内容の輝きが色あせることはありません。
何度読み返しても、気づかされること、新しい発見があります。

そんなわけで、死後や霊界の様子を知るのには貴重な一冊だっただけに、まだ読んだことがない人が読めなくなるのは本当に残念無念。



と、"押してる"本ではあるのですが、実は内容(情報)の中に、一点だけ、誤りがあります。
それは「生まれ変わり」についてです。

「生まれ変わりはない」といった、霊たちとウィックランド博士とのやり取りが時々出てきます。
けれど、「生まれ変わり」はあります。

ではなぜ博士や霊たちはそう思い込んでいたのか、個人的にはこんな風に推理しています。

一つ目の理由として、博士が関わった霊たちのほとんどが、まだ霊界に行けてない(成仏できていない)、霊界と人間界の中間にある、幽界(精霊界)という所に属する霊たちだったということです。

幽界には亡くなってまもないかたや、あるいは「人間臭さ」が抜けきれない霊、もしくは生まれ変わりや霊界の存在を否定している霊(そのせいで霊界に行けない)たちがいます。
そしてこうした類の霊たちは、半分人間で半分霊体 という状態なんですね。

なので、通常霊界に属する霊たちには、肉体も含めて人間界にあるあらゆる物質を感知できないのですが、幽界にいる霊たちは人間の身体や様子も、そして心のつぶやきや思考も読み取れます。
しかも、多くが人間に戻りたがっていたり、人や社会に対して邪念を抱いています。
そこで、(特に心身が弱った)人間を見つけてはその人につきまとい、憑依(身体を乗っ取りしようと)してみたり、気分や思考に悪戯をしては、その様子を見て楽しんでいるのだそうです。

可視の是非については、心霊治療家のモーリス・H・テスターさんが書かれた著書 私は霊力の証を見た―奇跡の心霊治療の中にもそうしたお話が出てきました。
テスターさんがヒーリング(心霊治療。スピリチュアルヒーリング)を行う際は、彼の背後霊が、テスターさんの身体を使って行っていたようです。
つまり、施術中はその霊さんに(お名前忘れました、すみません)ご自分の身体を貸していたんですね。
でその霊の会話として「自分には人間の体が見えないし触れない」といったものがありました。
また他の霊界通信(今風に言うとチャネリング)でも、そうしたことが言われています。

ということで、霊界に属する霊たちは憑依でもしない限り、人間や人間界の様子が単独ではわかりません。

けれども、未浄化霊(成仏できていない霊)たちは別で、それらが見えるそうです。
それは肉体をもっていた時の感覚がまだ強く残っているせいのようです。

ちなみに、霊界に行った後、霊たちの地上生活の記憶は、どんどん薄れてしまいます。
長いこと幽界にいた霊の中にも、自分の名前すら思い出せない霊もいます。
それは人間にはある「脳」がないからです。
死後(というのも変ですが)、記憶としてとどまるのは、人間界でいうとトラウマのような、強い感情を伴う体験の記憶のみ、だそうです。
他の、一般常識や学問的な知識等、人間界でしか有効でない知識や記憶は失ってしまいます。

ということで、一括りに「霊」といっても、その霊の霊格レベルによっていろんな状態(形態?)があるようなんですね。

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話を戻します。

なので、霊界に住んでいない、地上をさまよう未浄化霊(幽霊)たちは、霊界の成り立ちや仕組みを良く知りません。

そのため当然のごとく、地上への転生についても、彼らは何も知りません。
彼らがいる次元の中では、そうしたことが行われていないからです。

なので、ウィックランド博士とのやり取りも、「生まれ変わりなんてない」という言い方をされてるのだろうと思いました。
それは、博士の場合、そうした未浄化レベルの霊たちとの関わりの方が多かったでしょうから、彼らの言葉を受けて、ご自身も「転生はない」とお考えになられたんじゃないかなと思います。


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ということで、この本には「生まれ変わり」を否定するような会話が度々登場しますが、私も、それは誤りだと思っています。

ちなみに、輪廻転生については、NHK制作のこのドキュメンタリー番組が超おススメです。
チベットはエジプトよりも古代から輪廻転生の研究が盛んであり情報も豊富なのだそうです。

なので現地では輪廻の記憶がある人たちが少なくないようですし、そうした知識もすでに一般常識化しているせいか、チベットの人たちは(日本人の私たちほど)死後を恐れてらっしゃらないない様子が、街頭で行われてるインタビューでも窺い知れます。

ところでこのDVD。
死後どういう風にして霊界に移動していくのか、そのプロセスもアニメ化してくれてるんですが、そのアニメ制作を担当したのがスタジオジブリ(!)という、スピリチュアリズム関連の映像では永久保存版な優れもの!でこちらもお勧めですよ。