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スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

生前我が子に暴力をふるっていた父と娘の証言

■ 霊界通信とQ&A


今日は、迷える霊との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年 から抜粋してお借りします


1918年1月5日

 ●スピリット = ミニー・ディ
 ●憑依されていた患者 = L・W夫人

スピリット(以下 S) 「(悲しげに泣きながら)ああ、頭が痛いよう! あの火の針はイヤ!(※ 憑依した霊を体外に出すためにウィックランド博士が行う、静電気治療のこと)
頭が痛い!  ここはどこ?! 針の雨だったわ。 どうしても悲鳴を上げてしまう」

ウィックランド博士(以下 博士) 「どこに住んでいるの?」

S  「知りません」

博士 「あなた、子どもじゃないの?」

S  「子どもよ。 ミニー・ディといいます」

博士 「どこに住んでたの? としはいくつ?」

S  「知らない。 ママに聞いて」

博士 「住んでいた都市の名前は?」

S  「セントルイス
あ、また父さんがやってくる! あたしの頭をぶったの! それにウィリー兄さんもいる。
父さんが近づいてくる! 怖い! 一緒においでって言ってる。
あ、ママだ。 ママ、あたし、頭が痛いの!
ママも一緒においでって言ってる。
あたしとウィリーのために新しい家を用意してあるから、と言ってるわ」

(ここで博士は、ミニーがすでに亡くなっていて霊になっていることを諭しはじめます)

博士 「最近は何してたの?」

S  「誰かいないかと思って、走り回ってたの。
ママはとっくの昔、ちっちゃい頃に死んでるし。。。
ママが死んだあと、パパはあたしとウィリーにつらく当たるようになって、すぐに殴るようになったの。
いつも嫌な思いをしてたものだから、こんなに頭痛がするようになっちゃって。。
いろんなところへ行ってみたけれど、ママは死んじゃってるし、もう、どこへ行ったらいいのかわからない」

(略)

S  「あたしが死んだ? 時々何か箱のようなもの (※ 憑依していた人のオーラのこと) に入ってるみたいな感じがすることはあります。
そこに大勢の人たち(他の憑依霊)がいて、みんな押し合いっこするの。
その中に大嫌いな人がいて、その人がみんなに意地悪するの」

博士 「あなたは一人のご婦人を苦しめていたのですよ。
あなたが泣きわめくものだから、そのご婦人も泣きわめいていたのです」

S  「それ、どういうこと?」

博士 「あなたはもうスピリットになっていて、そのご婦人のオーラの中に入り込んでいたのです。
その方に電気治療を施したら、あなたはその身体から離れ、今度は私の奥さんの身体を使ってしゃべっているのですよ。
手をごらんなさい。
それ、ミニーちゃんの手だと思いますか?」

(※ミニーは違うことに気づいて驚く)

博士 「これはあなたの身体ではありません。

(略)

きっとあなたは頭をぶたれた後に死んだんだね。
スピリットは、肉体が死んだあとでも生きているのです」


S  「でも、あたし、今も生きているわ」

博士 「生きてますとも。
でも体はもうありません。
死んだあと、一人の婦人と一緒になっちゃったのです。
その方は今、別の部屋にいます。
あなたがすることと同じことをするようになり、あなたが痛いと思う所を、その人も痛たがっているのです。
狂ったような振る舞いをしているように見えるのですが、それはあなたのせいなのです」

S  「意地の悪い男の人がいたのですが、今はいなくなって(※少し前に除霊されています)、ほっとしているところです。
みんな(※他に憑依していた何体かの霊たち)、その人を怖がっていたのに、逃げ出せなかったのです。
とっても意地の悪い人で、噛みついたり、引っ掻いたり、ケンカばかりしていました」

(略)

博士 「ところでさっきお父さんとお母さんが見えると言ってたけど、今どこにいるの?」

S  「あなたにはママが見えない? ここに立っているわ」

博士 「そのお母さんと一緒に行きたくない?」

S  「でもママは死んじゃってるもの」

博士 「あなたも死んじゃったのですよ」

S  「あたしをどこかに連れてって!
お願い、連れてって!
父さんがやってくるの!
あたし怖い!
またぶたれるわ!
どこかへ連れてって!」

博士 「お父さんはあなたにお詫びを言いに来てるのですよ。
あなたに許してもらえるまでは、スピリットの世界の高いところへ行けないのです。
分かるでしょう?
お父さんが言いたがっていることを聞いてあげたら?」

S  「何も言わずに、ただ泣いているだけなの。 今、ママのところに近づいたわ。 悪かったと謝っている」

(ここでミニーは除霊され、代わって父親が乗り移った。苦悩のあまり、泣き叫びながら、ひざまづいて、両手を差し伸べていう)

S  「お許しを!  お許しを!
私は自分のしていることが分かっていなかった。
ミニー、父さんはお前を殺すつもりじゃなかったんだ。
気持ちがイライラして、子どもの声がうるさくて。
家内が死んで、私は寂しかったんです。
どうか、もう一度だけチャンスを与えてください!

私も苦しかった。
ずっと暗がりの中にいて誰も救いの手を差し伸べてくれず、子どもの側にも近づけやしない。
私を怖がって。
赦しを乞うために何度か近づいてみたんですが、私を怖がって、近づくと逃げていってしまうのです。

皆さん、子どもを殴るのだけはおやめなさい。
あとで何年も何年も苦しい思いをさせられます。
ミニーを傷つけるつもりはなかった。
本当は可愛いくてしかたなかった。
なのに殺してしまった。

もしも神がいらっしゃるなら、どうかこの苦しみと悲しみを取り除いてください!
ほんの少しで結構ですから、光と慰めをください。

心の休まる時がないのです。
やすらぎがないのです。
見えるのは、怒り狂ってやってしまった、生前の自分の行為ばかりです。

皆さん、どんなにはらが立っても、自分を見失ってはいけません。
さもないと、私のように苦しい思いをさせられます。

神よ! お助けください。
あぁ神さま! 一度だけ、もう一度だけ、チャンスをお与えください!」


博士 「あなたはご自分がもう死んでらっしゃることにお気づきですか?」

S  「いいえ、わかりません。

(※ ここから死ぬ間際までの経緯を語りはじめます。 ミニーを死なせて、逃げ回っていた所、首の所を銃か何かで撃たれて絶命したようです)

撃たれて倒れ(※この時死亡)、すぐに起き上って、また逃げました。
逃げて逃げて、もう何年になるでしょう。
何度か妻の姿が見えました。
子どもを殺したことを責めたてるのです。
確かに私は殺してしまったのです。

あぁ、神さま、お助けください!
ほんの少しでいいから、やすらぎと光を見出したいです。

神よ、光と悟りをお与えください!
目に映るのはあの子の頭だけです。

かわいそうに、私の一打で割れてしまったのです。
赦してもらいたいと思って近づいても、ミニーは私を怖がって逃げるのです。
そして妻がひっきりなしに責めたてるのです。

(略)

頭が混乱していて・・・。
もう何年も逃げて逃げて逃げ回っているものですから。
大勢の人たちが追いかけてくるのです。

目に入った人はみんな、子殺しを責めているような気がして、すぐに逃げてしまうのです。
夜になると、妻が枕元に立って責めます。
そこにはミニーも一緒にいます。
頭が割れて血が噴き出しているのです。
もう地獄です。
こんなにむごい地獄はありません。
なんとか救われる道はないものでしょうか。
一生懸命祈るのですが、何の効果もありません」

(略)

博士 「ですから、もうこの辺で奥さんやお子さんと和解なさったら?」

S  「この私を許してくれると思われますか、あの二人が。。

なぁ、お前、この俺を許してくれ!
俺は夫として落第だった。
お前は天使で、俺はけだものだった。
赦してくれないか?
もう一度チャンスを与えてくれたら、今度こそ、本気でがんばってみる。
苦しいのはもうたくさんだ。

キャリー(妻)、キャリー、この俺を本当に許してくれるのかい?
本当かい?

お前は我慢強くて、一生懸命頑張ってくれていたのに、俺はろくでなしだった。
子どもを愛してはいたが、すぐに腹を立てた。
家計を補うためにお前は身を粉にして針仕事の仕事をした。
そして過労で死んだ。
俺が殺したようなものだ。
俺は、金を稼いでも、悪い仲間と一緒にすぐに使い果たしていた。
家に帰った時は、まるで鬼のようだった」

博士 「何もかもあなたが悪かったわけでもありませんよ。
あなたはスピリットにそそのかされていたのです。
これから奥さんについてゆけば、ステキなスピリットの世界が待っていますよ」

S  「私は妻と一緒に行く資格はありません。
償いのために善行を心がけます。

キャリー、頼むから私から逃げないでくれ(泣き出す)
ミニー、パパを許してくれるかい?
可愛いわが子を殺してしまったけれど、殺そうと思ってやったことではないのだよ。
このパパを許しておくれ。
ミニー、パパから逃げないでおくれ!
どうか許しておくれ!

(略)

もう一度チャンスを与えてもらえたら、今度こそは家族を大切にするよう、最善を尽くすつもりです」

博士 「もっと他に、あなたにお出来になることがありますよ。
生身の人間に憑依している哀れなスピリットを救ってあげることです。
人間に地獄の苦しみを与えているのです。
あなたも何人のスピリットに憑りつかれていたのですよ」

S  「私は元々、アルコール類は好きじゃなかった。
匂いを嗅ぐだけで吐き気がするほどだった。
なのにほんの一口飲んだだけで、何かに取りつかれたような気分になって暴れたくなったのです。
その衝動がどうしても抑えきれなかった。
自分ではどうしようもなかったのです。
神よ、どうか、ほんの少しで結構です、慰めをお与えください」

博士 「ここをお出になったら、家族のみなさんと再会できますよ」

S  「本当ですか」

博士 「本当ですとも。 でも霊格の高いかたの指示に、素直に従わなくてはなりませんよ」

(※この後、父親の霊はこの言葉に素直に耳を傾けた様子で、そこで妻とミニーも父親を許し、3人で一緒に霊界で暮らすことになった。 そして最後、父親の霊は博士たちに礼を言って、旅立ってゆきました)