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スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

憑依現象とメンタルヘルス

■ 邪霊・低級霊について ■ 心霊現象について


今日の記事は、迷える霊との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年 から一部をお借りします


P716

一般に陰鬱な恐怖をもって見つめられている"死" は(この死という用語は実は間違っている)、自然に、そして簡単に推移する。
そのため、多くの人間が肉体から離れたのちもその移行に気づかず、また、霊界の生活についての知識を何一つ持ち合わせないことも手伝って、彼らはそれまでとは全く別の生活環境に入っていることに少しも気づかない

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肉体の感覚器官を取り上げられているので、物質界の光を見ることもできないし、より高い人生目的の理解も欠いているので、彼らは霊的に盲目であり、バイブルで ”暗黒界”と呼ばれている薄暗い境涯にいながら、地上圏に属する領域を彷徨っている。

死は罪深き人間を聖人にするものでもなければ、愚か者を賢人にするものでもない。
その個性は生前と変わらず、地上時代と同じ、欲望・習慣・信条・間違った教義・来世に関する無知や不信といったものを、そのまま携えて霊界入りするのである。

そして地上時代の精神状態がそのまま具現化した容姿をして、幾百万ものスピリットがしばしば地上圏に留まり、多くの場合、地上生活を送った場所にいて、地上時代と同じ習慣や趣味を固持しているのである。

霊界の高い層にまで進化したスピリットたちは、こうした地縛霊を導こうと常に努力しているのであるが、彼らは死後についての誤った先入観のために、先に霊界入りしているスピリットが訪れても、”死者”とか、”幽霊”と思って恐れ、たとえ友人が会いに来ても、それを友人と認めようとせず、自分の置かれている身の上を理解しようともしないのである。

深い睡眠状態である者も多く、途方に暮れ、困惑した状態にある者もいる。
その迷いの心は、奇妙な闇の恐怖につきまとわれ、また良心の呵責を覚え始めた者は地上生活中の行為のために、怖れと悔恨の中で苦しんでいる。

一方には、利己的で邪悪な性向に動かされて、その欲望のはけ口を見出そうと、適当な人間を探し回っている者もいる。
彼らは、こうした破壊的な欲望から脱して、魂が悟りと光を求め、高級なスピリットによる救いの手が差し伸べられるまで、その状態にとどまっている。

彼らは生前の性癖や欲望を満たすための道具(肉体)はもう失っている。
そこで、多くのスピリットは、生者から放射されている磁気的オーラの輝きに惹きつけられ、意識的に、あるいは無意識に、その時期的オーラに取り憑いて、それを欲望を満たすための手段とするのである。

こうして憑依したスピリットは、霊的に過敏な体質のその人間に自分の想念を押しつけ、自分の感情を移入させ、その人間の意志の力を弱めさせ、しばしばその行動まで支配し、大きな問題や精神的混乱や苦痛を起こすのである。

昔から”悪魔(デビル)”と呼ばれていたのは、こうした地縛霊のことなのである。

実質的には人間に由来するものであり、利己主義や間違った教義、無知などによる副産物であり、何も知らないまま霊界へ送り込まれて、無知という名の束縛に捕えられているのである。

世の中の不可解な出来事や不幸の原因は、実はこれら地縛霊の影響なのである。
清らかな生活や正しい動機、高い知性が必ずしも憑依からの防御を約束してくれるのではない。

唯一の防衛手段は、こうした問題への認識と知識である。

地縛霊の侵入を受ける側の肉体的条件は多様である。
生来の感受性、神経の衰弱、急激なショックなどによることが多い。

肉体の不調も憑依を招きやすい。
生命力が低下すると抵抗力が弱まり、スピリットの侵入が容易になるのである。

その際、憑依される人間も憑依するスピリットの方も、互いに相手の存在を意識していないものである。

スピリットの侵入は、その人間の性格を一変させ、人格は変わったように見え、多重人格症ないし人格分裂症、単純な精神異常から、あらゆるタイプのディメンティア・ヒステリー、てんかん抑うつ症、戦争痴呆症、病的な盗癖、白痴状態、狂信、希死念慮、記憶障害、神経衰弱、渇酒症、不道徳な行為、野獣的行為、凶暴さ等々の犯罪 を起こさせる。

地上人類は、高尚な人生の目的を理解していない無数の死者の想念に取り込まれていると思って間違いない。
その事実を認識することによって、ふとした出来心、激情、奇妙な予感、陰鬱な気分、イライラ、不可解な衝動、不合理なかんしゃくの爆発、コントロールできない熱中、その他の無数の精神的奇行などの原因が理解できる。