スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

スピリチュアリズム ー 天国と呼ばれる場所とそこへの行きかた。



私たちが天国として想像する場所は、正確には、幽界の最上界になります。
死後の世界をまとめて霊界といいますが、実際には大まかに、幽界、霊界、神界、超越界の4つの階層があるという考え方が一般的です。

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(界層の種類や数は諸説ありますし、呼び名も定まっておらず、さまざまです)


ほとんどの人は死後、幽界に行き、そこで勉強や修行をして、それから霊界に移動できます。
マザーテレサのように慈善活動(見返りを求めない相手への純粋な思いやりが動機での利他愛の実践)をしていたり(そして霊界のことも知っていたら)、善良に生きた人たちは、幽界を飛び越えてすぐに霊界で暮らしはじめます。

ちなみに、霊界に上がると、直接人間とは接触できなくなります。
シルバーバーチはこの霊界の最上級界にいて、今は神界へと移動されたと言われています。
そして、神界にゆくともはや人型ではなくなり、発光体になります。


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さて、霊界の環境は、地上のそれとよく似ています。
緑豊かで、川も山もあります。
ただ、大きな違いは、人も含め、どんな物質も、美しい色を帯びたオーラ(輝き)を放っている、という点です。
その色合いや美しさは、地上の言葉では表現できないものだそうです。
何もかもが透明感のある輝きを放っていて、なので下層界の波動をもつ霊には眼が潰れそうで長くはいられないようです。

あちこちに美しい花が咲き乱れ、当たり一面、良い香りが漂っています。
またどこからともなく、鈴の音のような美しい音や音楽も聞こえてくるそうです。
(昆虫や爬虫類など、不快にさせる生き物も霊界にはいません)


霊界の住人たちは男女ともに、裾が長いゆったりとしたシンプルなワンピースを身にまとっているそうです。
そして、彼らの霊格の高さによって、色みや輝きの強さが変わるそうです。
中でも、青い衣服が霊界ではもっとも高貴な霊格の持ち主を示すようです。
(自分で色を選ぶのではなく、自然に色が変わるそうです)
皮膚には透明感があり、まるで真珠のような輝きがあり、また七色が微妙に変化するような美しさだそうです。


霊界の建物は屋根が丸いドーム型の家が多いそうです。
しかもどの家も壁が光を通し、明るく、ごみやほこりもなく、清潔です。
また、ほどんどの人が一人暮らしになりますが、家は平屋です。
そんなに広い空間は必要なく、二階にする必要がないからだそうです。


また、霊界の太陽は沈みません。
が、正確には太陽ではなく、神界からの光が太陽のように見えるだけなのだそうです。
また太陽は必ず、自分の胸の高さの位置にあり、どっちに身体の向きを変えてもその位置にあるそうです。


霊界では、育った文化や風習、仕事や趣味の種類、性格などが一致する霊同士が集まって集落を作り、共同生活を送っています。
それをマイヤースは、類魂(グループソウル)と呼びました。
その集落の中心には、グループソウルのリーダーがいて、このリーダーがどうやら、地上にいる霊の守護霊になっているようです(私たちはそのグループソウルを代表して、地上に転生してきているという説があります)


ですから、もちろんそこには争いも悩み事もなく、寂しい思いもすることがなく、誰もが幽界以上に幸せに暮らせます。

E・スウェーデンボルグもこのように記しています。

天国(霊界)は、数え切れないほどの「無私」で出来ている。
一方で、地獄はというと、数え切れないほどの反対のもので出来ている。


また霊界は幽界よりも、「心がとろけてしまいそうなほどの幸福でいられる場所」なのだそうです(なので幽界でも、全員がせっせと霊格を高めることに打ち込み、早く霊界に行きたがるんですね)


ちなみに、肉体の死を迎えた直後に滞在する中間境という場所があります。
そこでまず地上生活の反省会をし、それによって

(1)幽界(の最低級界に行く
(2)最上界(ブルーアイランド)に行って暮らしながら霊界に上がる準備をする
(3)再び地上に生まれ変わってやり直す

と、この3つの選択肢のうちから選んで、次の生活の場が決まるそうです。


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それでは、地上生活中に、霊性を高める(肉体の死後、すぐにブルーアイランドや霊界に行くための)生き方とはどういうものでしょうか。
ざっと書き出してみます。


●利他心を養うこと
●物欲や肉欲、といった欲望や快楽に振り回されないこと
●純朴で素直であること(ひねくれたりいじけたり、人を恨んだり嫉妬したりもNG)
●明るくほがらかであること(くよくよしないこと)
●過度に興奮したり執着しないこと
●人が嫌がるようなことをしないこと
●人の不幸を望まない(人が困っているのに心の中で「ざまあみろ」なんて思わないこと)
●真剣かつ純粋な自戒(自分を戒める、謙虚さ)と感謝の気持ちをもつこと
●自分からよくなろう、強く生きようという意欲をもつこと

ちなみに、丹波哲郎さんは、放浪の画家、故山下清さんの在り方が良いお手本とおっしゃっています。


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ところで、他界後、霊界もしくはブルーアイランドに行けるかどうか?の目安があります。


霊界の中に無数にある集落(コミュニティ)の村民たちは、どこでも誰でもお互いがお互いの分身のような状態や関係になります。
つまり、性格や価値観、好みなど、何も顔が自分のとそっくりで、なのでそこでは仲良く平和に暮らすことが可能になります。

ですから、もしも今の地上時代に、自分が自分自身さえも好きになれない場合、霊界での生活は難しいと思います。
自分を嫌っていることは、霊界で自分が属するコミュニティの村民を拒否したり差別したりして、嫌ったり傷つけるのと同じことだからです。
それではそこにはいられません。

また、コミュニティの中では、裏表や本音と建て前がありません。
すべてが筒抜けで、なので悪意が持てないのと同時に、すべての仲間を大事に思う、愛しかありません。

ですから、自分が大好きでも利他心が未熟で弱ければ、この場合も霊界暮らしはかなわないということになります。


ということで、成仏する、つまりブルーアイランドもしくは霊界に行けるのは、このように条件をいくつもパスしなければならないのでハードルは高く、なので人数も少ないそうです。

ただ幽界生活は地上とほぼ変わりないので、できれば霊界に行けたほうが断然良いです。