スピリチュアリズムのBlog

スピリチュアリズムの日々の実践を心がけておりますスピリチュアリスト兼カウンセラーのブログです。生まれてこのかた無宗教です。またいかなる思想的団体とも関わりがありません。単独で活動することを信条としています

スピリチュアリズムからみた、お盆のご供養について



こちらの投稿は、本館ブログ(7/16付) で投稿したものを、一部加筆修正したものです。

みなさんの心が安らぎと平和に満ちるためのお手伝いができますように。


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お盆が近くなりました。

実は、スピリチュアリズムの観点からすると、あまりお盆やご供養にこだわると、故人をこちら(地上、自分自身)に引き寄せてしまい、霊界に行ける機会を奪ってしまいかねない、といった事態が起きます。

早く、こちらへの未練や執着をなくし、次の段階に進んだほうが、よほど安らぎと平和に満ちた日々を過ごせるようになるのに。。
「会いたい」と恋しがるのもNGなんですね。

脇長生さんの著書から


Aには亡父の霊も働いている。
以前のAは酒も飲まず人柄も良かった。
が、父が死んでから急に怒りっぽく酒飲みになった。
それは亡父の性格がうつったのである。

もちろん亡父は子供に悪癖をうつす気持ちは毛頭ないが、死後まだ行くべきところへ行かず、子供に執着をもっているので、その感応で亡父の性癖がうつったのである。

詳しい説明はこちらで
スピリチュアルな生き方原典より(1) - スピリチュアリズムのBlog



脇長生さんの経歴(アマゾンから)
兵庫県飾磨(現在の姫路市)生まれ。少年期は岡山県和気で過ごし、山中で仙人に会い、数々の奇跡体験をする。二十二歳の時肺結核になるが、単身で無人の家島に渡る。途中舟より医薬を捨て数か月間修業。その間に見神の体験をして病気は消える。京都府医大研究室で医学を修し、Y製薬会社の顧問を務める。他方、浅野和三郎の「心霊科学研究会」で審神者となり和三郎を補佐、心霊の科学的研究に努める。浅野の没後(昭和12年)より、事実上心霊科学研究会を引き継ぎ、昭和53年7月1日没(八十八歳)まで、月刊「心霊と人生」誌を発行し続け、日本に正統な心霊研究の灯を守り通した


ところで私がたびたび脇さんの本から取り上げていますのは、ここに書かれたアドバイスには、スピリチュアリズムのエッセンスが正確に、そしてわかりやすくコンパクトにまとめられているだけでなく、実用的で実践的と感じるためです。
(「霊の書」もこの本のように簡潔にまとめられていますが、日本人にとって受け入れやすく読みやすいのは断然脇さんの御本のほうです)

これまで読んだ心霊関係の本はざっと100冊以上あるかと思うのですが、さすが和三郎先生のお弟子さんで後継者となられたかた。
おっしゃる知識も情報も、私がほかで目にしたもの(欧米の本)と変わりなく正確で、なので私は珍しく、安心して読める本だなと思っています。

ただ、内容の一部は、個人的にちょっと同意できない部分もあります。
なので、もろ手を挙げてお勧めはしていません。


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前置きが長くなってすみません。
それでは、故人の霊とのかかわりかたやご供養について、脇さんの御本から、もうちょっとだけ、お借りしたいと思います。

「お盆に故人を呼びもどさない」と世間の常識では考えられない話が出てきますが、受け入れられるかどうかは、感情的な食わず嫌いではなく、ぜひ理性的に考えてみていただければ嬉しいです。

ですがそもそもお盆でご供養をするという行為自体、「霊はいる、霊界(来世、あの世)がある」と認めているようなものではあるのですが。

統一(※ 精神統一。清い心を保つこと、自己を保つこと)上で困ることの一つは、新しく亡くなった縁故者の霊が働くことである。

だいたい50~60年以内に亡くなった人の霊は憑きやすい。

彼等は本人を恨んで憑いて邪魔しているわけではない。
むしろお互いの愛情が結びつけたのである。

本人が彼等を拝んだり、あるいは無意識に思ったりしても、愛の絆によって彼等は引き寄せられる。
彼等の方でも本人を守ってやろうなど思いながら憑くのである。

しかし、彼等は未発達霊だから、彼等のもっている欠陥が、そっくり本人にうつったり、統一の邪魔をしたりする。
これは恨みや憎しみで憑いたのでないから、なおさら始末が悪い。

彼等に対し、早く良いところへ行きなさい、という念を平素からもつこと。
これが真の愛情である。

とかく、祖先に対する考えの欠けている人がある。
なくなった人に対する向上心を養うこと、それが我々が日常持つべき、意念の統制の一項目として、わきまえておくべき心である。



〔供養とは形でなく、心の問題〕
祖先に対する感謝、またその向上を願う気持ちは、必ずしも形式にとらわれる必要はない。
肝心なことは、いつどこにあっても心の奥からその気持ちをもつことである。
もしそれが心の奥からのものでない時は、その形がどんなに立派でも、決して祖先には届かず、別の低い霊魂(※ 低級霊。地縛霊、背後霊、憑依霊)に届き、逆にその霊からの弊をうけることになる。



〔お盆行事の弊害〕
お盆に、霊魂を地上へ呼ぶのはよろしくない。
未発達の霊魂が地上へ戻れば、霊魂自身の向上の妨げとなるだけでなく、地上の社会悪や病気の原因となる。

幽界には仏教各派の狂信的宗教霊グループがあり、お盆になると、地上の僧侶や民衆の、誤ったお祭気分と一緒になって、これら未発達霊の地上訪問を促すことになる。

仏教のお盆行事には大きな欠陥がある。


spiritual358.hatenablog.com


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亡くなった人をいつまでも恋しがらない、むやみに声をかけて呼び出さない。
実はこのことは、私自身にも思い当たることがあるのですね(いつのまにか好みや性格が変わった=憑依されてたと気づきました)


もう一つ、忘れられない体験があります。
今から10数年前に、実際にあった出来事です。
あるお客さまの身に起きたことなのですが、個人情報でもあるので、事実からかけ離れない程度に内容を変えて書きます。


リーディングのセッションをしていた時のこと。

そのかた(Aさん)に、男性の霊の気配がありました。
けれどその霊には悪意を感じまして、Aさんにつきまとって困らせている、と私は直感的に感じました。

ちなみに、当時も今も私はお客様に、「霊がいる」云々といったお話はいっさいしません。 よほど「これは深刻だ、教えてあげなければ」と感じない限りは、ですが。
ですので、これまでこうしたお話を自分から切り出したことは、2回しかありません。
そのうちの一回がこの出来事でした。(もうお一人は、20代前半のお客さまが、高校生の時に亡くされたお父さまが突然現れた時のことです。「こういう服装や外見のかたがいらしてるのですが、お知合いですか?」と伺いました。お嬢さんが心配でしかたなく、安心させたかったようでした)


「ここ2,3年以内で、お身内で亡くなられた男性はいますか?」と私はAさんに聞いてみました。

すると、三年前に婚約者のかたが自ら命を絶たれ、Aさんは毎日、彼のために祈り続けたり語り掛けていたとのことでした。

そこで私は「彼はなんだかすごく怒っているみたいです。 私は霊能者じゃないしご供養もできないので、どなたか探して、一度見ていただいたほうが良いかも」とおすすめしました。

というのも、実際Aさんの周りで事件や事故が多発していまして、その時はそのご相談に来られたのですが、その間にこの男性の霊の気配がしてきまして、そこで私は一連のことはこの男性霊と何かかかわりがあるように感じたからです。

その後Aさんはすぐに知り合いに尋ねたり聞いたり念入りに調べて、信頼できそうな霊能者さんを見つけ、そして事前に何の説明もせずに霊視してもらったそうです。
すると、その霊能者さんが、こんな風におっしゃったそうです。

「あなたとお付き合いしていた男性が自殺をされたのでは? 
彼はある宗教を狂信的に信じていたようです(※外国人でした)
そして彼は、『死んだら楽になれる、天国に行ける』と信じていて、ある日○○(場所の名前)で命を絶たれたようです。
けれども、目が覚めてもまだ変わらず "ここ" にいる。
しかも、話し相手もいない、孤独でひとりぼっちのままです。
そんな馬鹿な!だまされた!と、彼は怒り狂いました。

そして、家族やあなたにつきまとっていたようです。

すると時折みせるあなたたちの楽しそうで幸せそうな様子が、シャクに触って、悔しくてしかたがない。
それからあなたたちに八つ当たりをしていたようです。
お前たちだけ、幸せになんてするもんか!、と言っています」


Aさんは震え上がったそうです。
というのも、霊能者のかたがおっしゃったことはすべて思い当たることばかりだったそうで。


それから、この霊能者さんに依頼して、半年かけて、ご供養(除霊)が始まりました。 主に、その霊能者さんが、彼と「話し続けた」そうです。 考えを改めるように、説得したんですね。

またAさんに対しては、「彼のことは考えないように(気にしないように。忘れるように=念を送らないように)。 毎朝のお祈りもやめるように。 もし彼のことを考えるなら、早くこの世への未練や執着をなくして、あの世に行けますように。幸せになってほしいと語りかけてください」、とアドバイスされたそうです。
(この話を聞いて、この霊能者さんは霊や霊界のことをちゃんとご存じだ。実力のある正統派のかただと感じ、私もほっとしました)


半年後、彼はやっと考えを改め、やがて
「これからほかの(善)霊たちに導かれ、もっと良い場所に行きます。 そしてそこで修行をすることにしました。 ぼくの家族や彼女には申し訳ないことをしたと、彼女にお伝えください。」
そう霊能者さんに言い残し、消えたそうです。

その後、Aさんや彼の家族の周りで起きていたトラブルや問題はぴたっっと止まり、平和な日々が訪れました。

と、しばらくしてからAさんが再度いらして、ご報告くださいました。


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人に悪さをする霊は、肉体がないだけで、生前の個性や性格はそのまま残っています。
なので、私たち、人間といっしょなんです。

けれど、そうした低級霊、つまり幽界にいる霊たちほど、人間よりはむき出しなエゴや感情で生きていますので、人間よりもヒステリックでひねくれていて、本当に扱いが難しいのです。
一説によれば、その感情の強さや激しさは、人間の十倍にも匹敵する、のだそうです。

ですから、よほど理性的で穏やかで適切な会話/コミュニケーションを心掛けないと、ますます悪くなり、人の手に負えなくなってしまいます。
霊にも人格やプライドがありますので、ばかにしたり、激しく拒絶しては傷つけてしまうんですね。

けれども、彼らが冷静になり、悟れれば(気づけば)、もともといた彼の背後霊たちやガイド霊があらわれて、楽園と呼ばれる場所に連れて行ってもらえるんですね。
(ネガティブな意識状態にあると、そうした存在が、波動の違いで見えないので、すぐそばにいて見守ってくれていることに気づけないんです)
迷える霊(スピリット)との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年
迷える霊との対話から−ジョンとミニーのケース



ということで。

寝た子を起こさない、のは大事と思います。
早く、あちらの上級界に行って暮らしたほうが、全然幸せなんです。

でも「さみしいよ~」「会いたいよ~」と、生前親しくしてた人たちに四六時中声をかけられたら、それはやはり、離れがたくなってしまうもの。
すると、気づかないうちに、その人たちのオーラに食い込んでしまう、つまり憑依現象が起きてしまいます。

またお盆でしたら、脇さんが書いてらしたようなことも起きても不思議じゃないです。


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いずれにしましても、スピリチュアリズムに馴染みがないかたには、受け入れがたい話と思います。
でも私は頭ごなしに盲信してしまうよりは、まずは根拠や裏付けを調べてみたりですとか、ぜひ理性的なかかわり方、ご判断をしていただけたら嬉しいです。
みなさんにとって、良いようになさってくださいね ^-^


最後に、スウェデンボルグの言葉から。

彼は 「極度の不安や心配症のような、強迫神経症的になることを警告」 しています。

「何かが、ある決まったしかたで起こるなどと心で決めてしまうのは、例え小さなことであっても要注意である。
なぜなら、邪霊はその考えをキャッチして支配するためのとっかかりにし、不安や心配を増加させ、絶対にそうなると信じ込ませ、バカらしいほど誇張させた結果、その人から思考の自由を奪ってしまうからだ」

また脇長生さんのアドバイスです。

自分の家に、因縁霊が働いているなどという考えを捨てよ。
因縁霊は悪いことはしない。
自分の心の波長、それが因縁霊に働く機会を与えている。
その心を無くせ。

霊に関することは奥が深く複雑だから、すべて因縁霊のせいとせず、謙虚な気持ちで勉強しなければならない。