こちらの本からお借りしました。
人生は本当の自分を探すスピリチュアルな旅―人が悲しみ・病気・不幸から学ぶものは? 新装版・人生は霊的巡礼の旅 近藤千雄著
(とてもおススメの本なのですが、どうやら絶版になってしまったようです 悲)
【"類魂節" と守護霊の存在】 近代スピリチュアリズムにおける最大の発見の一つは、この "類魂説" であると言っても過言ではないと思う。 要するに、肉体に生みの親がいるように、魂にも親がいるということである。 これをマイヤースは "グループソウル" と呼び、浅野和三郎氏が、"類魂" と訳した。 これから、いささか長文にわたるが、その『永遠の大道』の "類魂" の章と、それと密接に結びついた『個人的存在の彼方』の "再生" の章とを全訳して紹介しようと思う。 類魂は、見方によっては単数でもあり、複数でもある。 脳の中にいくつかの中枢があるように、霊的生活においても、一個のスピリットによって結ばれた霊の一団があり、それが霊的養分を、このスピリット(中心霊)からもらうのである。 地上時代の私も、ある一つの類魂に属していた。 が、自分以外の類魂と、そのすべてを養う中心霊は、超物質の世界にいた。 人間が地上に生を受けるのは、前世での罪の代価を払うためであるというのは、ある意味では真実である。 つまり、前世とは、自分と同じ霊系の魂の一つが、かつて地上で送った生涯を指すもので、それが現在の自分の地上生活の型をこしらえているのである。 現在、私が居住している超物質界には、無限に近いほどの生活状態があるので、私はただ、私の知っていることしかのべられない。 断じて、誤ってはいないとは言わないが、大体これから述べるところを、一つの定理として考えいただきたい。 |
次回に続きます。