こんにちは。
今日の記事は下記の本を参考にさせていただいています。
個人的存在の彼方 J・カミンズ著 E・ギブス編 / 近藤 千雄 訳
※自費出版ですので、こちらでしか入手できません
通信を送ってきた故マイヤース氏と、専属自動書記霊媒カミンズ女史
【自殺】P86 我々霊界の者が地上の人間に、自ら命を絶つことだけは絶対にしないようにと警告するのは、死後ふと我にかえった時に、『死んだのは肉体だけで自分はまだ生きている』という事実を知った際、自殺当時の強い絶望と恐怖、後悔、幻滅感の感覚が一段と激しく増幅され、ひっきりなしに本人を襲ってくるからです。 中には、自分が死んだことに気づかない人もいます。 いずれにしても、自殺した場合は、自分を死に追いやった陰湿な気分が、まるでかすみや雲のように当の本人を覆い、するとそのもやの中からその霊を救い出すのは、霊界にいる霊たちにとっても至難の技で、時間がかかってしまうのです。 その場合そうした障害を取り除けるものは、本人の努力と自制心、そしてなにより心の底から発せられる救いを求める声と祈りのみ、になります。 やっかいなことに、自殺した人(霊)は、精神が錯綜してしまっています。 またそれに加えて不気味な「死にたがる」思念が、自ら、邪悪な低級霊]たちを呼び寄せてしまっているのです。 (近藤先生の訳注) ただし、例外もあります。 この種の "自殺" には、その思いつめた最後の精神状態には高潔な誠意があり、そのおかげで、病的な自殺と異なり、意識は「外に向かっている」からです。 なので、邪悪な魑魅魍魎たちも近づくことができず、また本人も奇怪な幻に怯えることもありません。 また、弁解の余地がない動機から自罰的な自殺をした人の場合は一般に、しばらく暗闇の中に居続け、それから幽界の低い界層へと連れていかれます。 と、このように、自殺者が死後、どのような罰を受けることになるかは、発端や動機によって変わります。 |