スピリチュアル レッスン ー スピリチュアリズムの探究日誌

スピリチュアリズムの学びや経験から得たことや、自分自身の変化を記録してゆきます

シルバーバーチの使命




  
「シルバーバーチは語る」より

【高級霊団 から使命を仰せつかったシルバーバーチが、地上圏での活動の準備と開始に至るまでの経緯について語る】


随分前の話になりますが 、他の多くの指導霊と同じように私も、地上圏に降りて協力者の一団を集め、霊的メッセージを地上界へ届ける仕事を引き受けてくれないかとの懇請を受けた時、私はそれを使命としてお引き受けしました。

そのためにはメッセージを受け取ってくれる霊媒を探し出す必要があることも知らされました。
そこで私は霊界の記録簿(※)を調べ、この霊媒(モーリス·バーバネル氏)に白羽の矢を立てました。

※ 訳者である近藤千雄先生による補足
地球圏の記憶の層のことで、「生命の書」とかサンスクリット語を英語読みにして「アカシックレコード」と呼ぶこともある。なお、チャネラーを自称する人の中にはいとも簡単に読み取れるような態度で語る人がいるが、高級霊にして初めて可能なことで、肉体に包まれてる人間にはまず不可能と断言しておきたい。


f:id:kabbalah-suuhi358:20180830173230j:plain
シルバーバーチの専属霊媒だったモーリス・バーバネル氏


それはこの霊媒がまだ母体に宿る前の話です。
私はその母体に宿る一瞬を注意深く待ち、いよいよ宿って自我を発現し始めた瞬間 ー といってもまだほのかな灯り程度のものにすぎませんでしたが ー から私なりの影響を行使し、今まで続いている一体関係がその時から始まったのです。


私はこの人間の霊とその小さな精神の形成に関与しました。
誕生後も日常生活のあらゆる局面を細かく観察し、互いの一体関係を促進し、ものの考え方や身体上の癖をのみ込むように努めました。
つまり私はこの霊媒を、霊と精神と肉体の三面から徹底的に研究したわけです。


次に私がしなければならなかったことはこの霊媒を霊的心理の理解へ向けて指導することでした。
まず地上の宗教を数多く勉強させました。
そして最終的には彼はそのいずれにも反発を覚えていわゆる無神論者になってしまいました。
が、それはそれなりに当人の精神的開発にとって意味があったのです。
これで霊言霊媒となるべきひと通りの準備が整いました。
今ではこの霊媒の潜在意識に邪魔されることなく、私の考えを100%伝えることができます。


さて、先ほど申した通り私はさる筋から使命を仰せつかったのですが、その時こう言われたのです。

「そのためにはあなたは物質界まで波動を下げなければならないし、また、適当な道具を見出してから、その霊媒と霊的に親近性のある人間を数名見出し、その霊媒を通してあなたがメッセージを語る場を用意しなくてはなりません」と。  


しかし私が遭遇した困難の中で最大のものは人間を納得させるような証拠 ー もちろん物的証拠であって霊的な証明ではありません。地上の人間はまだ霊的な証明ができる段階に達しておりません ー を提供するか、それともその霊的証明を理解させるための教えを説く、つまり霊的真理を説くか、この二つのどちらかにするかということでした。
が、私はあえて困難な方の後者を選びました。


私はその使命をお引き受けした時にこう言いました ー これまでの長い霊界生活における多種多様な体験を携えて地上圏へ戻り、慈しみの心で人間に接してみます。
まず何よりも理性に訴えたい。
いうなれば大人の魂、つまり高い霊性と教養を身につけた人物に訴えてみたい。
霊界からのメッセージをできるだけ単純明快な形で説き明かすべく努力しますー と。
 

またこうも述べました。
人間の理性が反発を覚えることは絶対にないようにしたい。
慈しみの心で接し、怒りをもって諌めることだけは絶対にすまい。
自ら公言している通り自分が確かに大霊の使者であることを、教訓と模範を垂れることによって証明したい、と。

さらに私は地上時代の姓名を絶対に明かさないという重荷を自ら背負いました 。
仰々しい名前や称号や地位、名声は持ちだすまい。
私が述べることと態度で、私という存在を判断してもらいたいと思ったのです。


実は前回の(霊界での)会合でその先輩の霊たちとお会いしたのですが、その席上で私はお褒めの言葉をいただき、使命が順調に進捗していることを聞かされました。
その言葉に 私は思わず感激の涙を流しました。
しかし使命が終わったわけではありません。
まだまだなさねばならないことがあります。


他の霊団 ー 私の霊団と同じ仕事に携わっているのですが ー による尽力もあって、あなた方の物質界にはかつてよりもより多くの光明が差し、より多くの幸せが生まれ、悲しみが減り、涙が流されることが少なくなりました。
死についての無知が僅かながら克服されたことを意味します。
また多くの魂を鼓舞して、日常生活で高度な自我を自覚させました。
正義と真理についての目を曇らせてきた、過去の多くの誤った概念を駆逐しました 。
長年にわたって地上界を毒し続け、愚行によって理性を辱めてきた教義とドグマの牢獄から、多くの人々を解き放してあげました。


私たちは特定の者のみを可愛がり、憤怒に燃えて報復したり疫病を撒き散らしたりする神に代わって、慈しみと叡智の始源としての大霊の概念を説くことに努め、そしてそれはある程度まで成功しました 。
またナザレのイエスを(唯一の神の子としてではなく)偉大なる人間の模範として崇めるべきであると説いてきました。
そうした私たちの教えの基本となっている根拠を理解してくださる人も多くなりました。


確かに、大きな成果をあげることができました。
がこれからなさねばならない、もっと大切な仕事があります。


人間は今もってやらなくてもよい戦をやりたがります。
私たちが説く真理を理解し、実生活に活かせば、殺し合うなどということはいの一番に止めるはずです。

飢餓もあります。
大霊は十分な恵みを与えて下さっています。
なのに新鮮な空気も太陽の光も入らない粗末なあばら屋で、生きるか死ぬかの生活を余儀なくされている人がいます。 

不足と悲嘆と苦痛が多すぎます。
廃絶すべき精神がまだまだ数多く存在します。

心を痛めている人が多すぎます。
根絶すべき病いがあります。


私たちの仕事はまだまだ終わっていません 。
私はこの地上へ私を派遣した霊団の代弁者に過ぎず、私という一個の存在としての栄誉とか報奨を求める気持ちは微塵もありません。

誇大に宣伝したり、地上時代の偉そうな人物名を名乗ったりする趣味も持ち合わせません。
私はただ、これまで申し上げたような霊的真理、長い間忘れさられていた真理に改めて"神の真理"のシールを貼って、こうして地上界へお届けするための道具であることに喜びを感じているのです。


私の役目は、私が所属する霊団からのメッセージをお届けすることです 。
手塩にかけて養成したこの霊媒と私自身の霊力の力量の範囲で受け取ったものを、忠実に伝達する努力を続けてまいりました 。
私はただお役に立てればそれで良いのです。


もしも私がお伝えするささやかな教えが、人生の嵐の中にあるたった一個の霊の一服の憩いとなり、疑念の嵐をくぐり抜けてきた後の確信の港となれば、あるいはまた、こうした一見なんでもなさそうな素朴な霊的真理の聖域の中に幸せを見いだし、生きがいを覚えさせてあげることになれば、父なる大霊から仰せつかった使命のいくばくかを成就したことになりましょう。

 


※参考資料および出典先
霊的叡智の宝庫 シルバーバーチの教え(新版・上)
(2017年に改題と一部改訂がなされ、現在はキンドル版で販売されている模様です)


正確な本物のスピリチュアリズムを普及させたく、一人でも多くの方の目に届くようにとブログランキングに登録しました。気に入っていただけましたらclickしていただけますと幸いです。