スピリチュアル レッスン ー スピリチュアリズムの探究日誌

スピリチュアリズムの学びや経験から得たことや、自分自身の変化を記録してゆきます

亡くなったばかりのかた(霊)のご供養について




今日から秋のお彼岸に入りましたね。

今回は、特に、亡くなったばかりの故人の霊とどのように接したらいいのか。
地上に遺された人たちができること、故人にして差し上げると良いこと、について書いてみたいと思います。


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死者との交信(チャネリング)を行う、欧州で活躍されているミディアムのポール・ミークさんは、著書の中でこのようにおっしゃっています

もし、故人の霊とコンタクトしたかったら、死後半年以上は待つ方が良いだろう。
半年後だと幽霊は『眠りの段階』を終えて、次の段階である、霊界の暮らしに十分に適応しているだろうから。
その時霊が望めばの話だが。
そうして地上にいる愛する人たちとコンタクトができる準備が整ったわけだ。



実は、ポールさんがおっしゃる『眠りの段階』に、どれだけ早く入れるかが、故人の状態の「幸不幸、苦痛」を左右するといっても過言ではない、重要な分かれ目になるようなんですね。

人によっては、「なんだこれは? どうなってるんだ? ここはどこだ? 死んだらおしまいじゃなかったのか? どうしてこんな薄暗いところに一人でいるんだ?」などなど、怖がってパニックを起こしている故人が少なくないそうです。
ですので、まずは安心させてあげ、心を落ち着かせて楽にしてあげる必要があります。


そして地上に遺された人たちは、この段階で、とっても重要な役割を果たします。
それは個人に対して真心を込めて祈る、語り掛けをすることです。
(お坊さんのお経は地上でのみ通用する形式で、お坊さんの霊格によっては霊にとって意味をなさないものになるそうです)


確信をもって断言できますのは、私自身に実体験があるためです。
16年前、私の父は心臓発作を起こして数時間後に亡くなったのですが、その直後から私は、なんとなく、ただならない不安というか感覚に襲われて、直感的に「父がパニックを起こしているのでは?大変な目にあってるのでは?」と感じました。
またその頃にはすでにスピリチュアリズムの知識がありました。
そのため、それからの3日間、口に出したり心の中で、イメージや安らぎの身体感覚も一緒に送りながら、ずっと父に語り続けていました。
すると3日目のこと。
突然、す~っと気持ちや体のこわばりが取れて、同時に父が昇天したことを直感しました。
そしてそれからもう二度と、こうした感覚や状態は起きませんでした。


その6年後のこと。
幸運にもイギリスから来られたジェフリー・ヘイワードさんのチャネリングを受けることができました。
その際、「お父さんがここにいます。お父さんは突然亡くなられたのですね? 直後はショックで気が動転していたそうです。
そして暗闇の中で途方に暮れていた時、あなたの声が聞こえてきて、そのおかげで救われたとあなたにお礼を言いに来られているようです」とおっしゃっていただけました。
ちゃんと伝わっていたのだと、親孝行らしいことができたなと、胸が熱くなりました。

正式な交霊セッションの場合、疑いをもたれないよう、最新の注意を払います。
そのため、私の名前や生年月日も含め、個人情報は一切、お渡ししないルールになっています。
(主催者には、名前と連絡先の電話番号だけ、お伝えしましたが)
ですから、ジェフさんは父が他界していることも、さらにはその状況もまったくご存じないまま、このように言ってくださいました。
もちろん、父にずっと語り掛けていたことも、しかもどんなふうにしていたのかも、ジェフさんは知る由もありませんでした。


とにかくジェフさんのおかげで私は、死者への祈りの効果と重要性に確信が持てました。


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話を戻します。

多くのかたの場合、霊魂が肉体から離れた後は、肉体に代わって幽体を身にまとい、幽界でしばらくの間生活することになります。
ですがその前にまず最初にしなければいけないことは、眠ること、休養です。
このプロセスを経て、霊の身体をもつ魂(幽霊)に生まれ変わります。


この『休眠』にかかる時間は、人それぞれ異なります。
例えば肉体を離れる直前まで苦痛や哀しみ、恐怖といったネガティブで衝撃的な経験をしていた人ほど、 ひとたび休眠に入りますと、目覚めるまでに長ければ数年数十年とかかるそうです。

反対に、地上に思い残すことや悔いがなく亡くなった場合、それに加えてスピリチュアリズムの知識があればなおさら早く、数時間で目が覚めて、霊体をまとって生まれ変われるそうです。
(私たちが、幽霊と呼んでいる状態です。なので幽霊は、それも地上への執着が強い霊ほど、物質界の周波数に近いエネルギーをもつので、人間にもなんとなくわかったり見えます。けれども幽界の上の霊界の住人になりますと、幽界の仲介者(人間との交信を手伝う霊たち)がいない限り、どんな人間も霊界にいる霊とコンタクトできません。
また、キリストやシルバーバーチ等の高級霊たちは、この霊界層の最上界にいるといわれています)


それから、よく知られる、『今回の人生の振り返り、反省』は、霊体に生まれ変わってから行われるようです。
そして、この時点でもし、もう地上に生まれる必要がないと自分が判断できれば、守護霊に導かれ、そのまま次の霊界に移動し、そこで本格的に暮らし始めます。
(※ 霊界という場合、霊的レベルに関わりなくすべての霊たちがいる界層全体を意味する時と、霊界の中の幽界よりも一段高い界層の「霊界」を差す場合とがあります。 ここでは後者の、幽界の一級上の界層を意味しています)


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反対に、 地上生活に未練や悔い・心残りを残している場合、霊界には上がらずに、しばらく幽界にいるかもしくはすぐに人間に生まれ変わります。
(スピリチュアリズムの知識がない受け入れない、地上時代の暮らしかたがやめられない(物欲や名誉欲、エゴが強くて抜けない)人ほどすぐには霊界にはゆけず、「それは良くないことだ」と気づいて向上心を持つまで、この幽界で勉強がてら生活することになります)


ですので、「肉体が死んだら試練は終わり、楽になれる」のではなく、上のような幽界での休眠を経て、霊の体に生まれ変わって、それから地上時代の反省会も終えて、次の落ち着き先が決まるまでは、まだまだ気が抜けないようです。


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亡くなった直後の霊にとって一番の理想は、なるべく早く休眠状態を終え、しかもそのまま地上には再生しないで、霊界に上がる・戻ることです。
なぜなら、霊界が誰にとっても素晴らしい天国のような場所であり、幽霊のいる幽界は、邪悪な霊など低級霊もいる場所だからです。
ただ幽界も、霊界に近い界層に行ければ行けるほど、邪霊たちとかかわることはなく、しかもここも居心地のよい「楽園」のようなのだそうです。

ちなみにキリストは、肉体を離れた直後すぐに、幽界を飛び越え、霊界へと上がったそうです(シルバーバーチ)

つまり言い換えますと、キリストほどの社会貢献ができていなければ、亡くなってすぐに霊界に上がれる可能性はほとんど皆無ということになります。


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ということで、亡くなったばかりの人が早く休眠状態に入れて、この世に未練を残さないよう、その眠りを妨げてひき止めてしまうようなことを、残された人たちはしてはいけない、ということになります。

例えば戻ってきて欲しいとか、おいていかないでとか、あなたがいなくなったら私はどうしたらいいの?、とか。
心配させたり悲しませたり困らせたり、後ろ髪を引くようなことを心や口でつぶやくのはやめたほうがいいです。

なぜなら、休眠に入れないまま地縛霊化し、すると自分のことを呼ぶ人の想いに惹きつけられて、お互いに気づかないうち、憑依現象が起きてしまうからです。
spiritual358.hatenablog.com



ではどうしたらいいのか?

いろんなやり方があると思いますが、いずれにしてもお祈りの目的や動機は、その人が少しでも早く地上への未練を絶ち、幽界での安らかな眠りに入れるよう助ける、というのがよろしいかと思います。

(眠りから霊体になり、霊体のまま落ち着く先が決まった状態になれば、またいつでも地上に来れますし、しかも残してきた人たちへのサポートも可能になります。
自分のことをしきりに求める人間の想い(深層心理)に引っ張られるせいで、どこにも行けなくて、一人孤独に暗がりの中をさまよい続けたり、誰か人間に憑依して抜け出せなくなるほうがよほどその霊さんがお気の毒です)


「どんな思いで祈るか、故人に言葉をかけるか?」、ですね。

ですので決して、「戻ってきて、私を一人にしないで、どうすればいいの?」とか、心配させたり困らせるようなことを、口はにしないどころか、心の中で思ったりイメージしてもいけません。
心の奥底から、ひたすら、故人の霊の、幸せや安らぎだけをお祈りします。


また、「あなたのせいで」とか「いい気味だ」とか、生前の恨みつらみのようなことを、心や頭の中で呟いたり、口の中でいわないことです。
それは意念(イメージ、想念、深層心理)が霊界での真実であり、意志表現になって、包み隠さず相手に伝わってしまうからです。
(その霊による憑依の可能性もありますから、自分で自分に呪いをかけるようなもので、最悪のパターンです)



それからお祈りをしたり、声を掛ける時の文言の例です。

これといって問題なく、一般的な最期を迎えられた場合におススメです。
病死や老衰といった、徐々に天寿をまっとうしてゆかれた場合です。
(ポール・ミークさんの言葉を参考にさせていただいています)

光を探して。
すぐ近くにあるはずです。
諦めないで光を探し続けて。 
見つかったらその中に入ってみて。
けれど怖がらないでくださいね。
光を求めていれば、あなたを助けに、必ず誰かが現れてるはずです。
そしたらあなたはそのまま天国へと導かれます。
安らぎと平和に満たされて、楽になれますよ。



特に、自死や事故など、霊本体が徐々に肉体を離れることができなかった場合、つまり突然死したせいで分離や離脱の際の衝撃が大きい(なので精神的なショックや苦痛も大きくてパニックを起こしている)最期を遂げた人たちほど、「落ち着いて。大丈夫だよ。光を探して! 上の世界に連れていってもらって」と繰り返し、語りかけて、安心させてあげると良いと思います。
その思いや心の声は必ず届きます。

(ただ、生前、人の話を聞こうとしない強情で頑固な人は、あいかわらず聞く耳をもたず、疑り深く。 なのでせっかくのアドバイスを無視して地縛霊になってさまよってしまうことも。 でも本人が望んだことなので、気の毒ですが、止むを得ません)


またこういうお祈りや語り掛けもあります。
地縛霊も含めて、故人の成仏(昇天)をお祈りしたい時にも応用できると思います。
霊媒のレナードさんの言葉をお借りました。

(ただし、安易な気持ちで語り掛けをして除霊しようとするのは絶対にやめましょう。 中途半端なやり方をすると「あ、この人は自分のことを気に掛けてくれている。 イイ人だ。 よし、この人に助けてもらおう! 苦しいよ、お願いだからなんとかして、助けてー!」と憑依してしまう恐れがあるからです)


少しでも早く、過去に犯した過ちや悲劇を忘れ、光と共に昇天され、高い世界で安住されますように。
生前あなたを愛してくれていた先輩霊達や守護霊を呼んで、その人たちに助けを求めたら、きっと救いの手が差し伸べられますよ。




以上、ざっとですがまとめてみました。

こうしてみますと、「(日本の)お葬式」の価値や意味が、弔われる故人にとってはいったいどれほどのものになるのか。
葬儀というのは遺された人の「切り替え」「区切り」のためにするようなものだ、等々。
考えさせられませんか(ただし、火葬は大正解!、のようです)


※主な参考資料および出典先
天国の住民が教えてくれること
超能力を開発する本―意識の窓をひらく
天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」
(※ この本の出版元は著名な宗教団体の系列会社です。 価値ある素晴らしい内容なのにこの点を大変残念に思っています
スピリチュアルな生き方原典―日本神霊主義聴聞録


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